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2012年4月29日日曜日

『コクリコ坂から』

《あらすじ》
全世界待望のスタジオジブリ最新作!東京オリンピックの開催を目前に控える日本。様々な価値観が交錯した高度成長期を背景に、現代を生きていく意味を見つめていく。

高度経済成長が始まろうとしていた、1963年。そんな時代の、横浜のある高校では、明治時代に建てられた由緒ある建物を取り壊すべきか、保存すべきかで論争が起きていた。16才の少女・海と17才の少年・俊の恋と友情を軸に、建物をめぐる紛争が2人を取り巻く。この物語は、まっすぐに生きる高校生たちの群像をさわやかに描いていく。


《企画》
宮崎駿

《監督》
宮崎吾朗

《キャスト》
小松崎海 - 長澤まさみ   風間俊 - 岡田准一
小松崎花 - 竹下景子
北見北斗 - 石田ゆり子
小松崎良子 - 風吹ジュン
小野寺善雄 - 内藤剛志
水沼史郎 - 風間俊介
風間 - 大森南朋
徳丸社長 - 香川照之

《主題歌》
「さよならの夏 〜コクリコ坂から〜」
作詞 - 万里村ゆき子 / 作曲 - 坂田晃一 / 編曲 - 武部聡志 / 歌 - 手嶌葵
※オリジナルは、森山良子が歌った1976年4月から6月に読売テレビ・日本テレビ系で放送された同名のタイトルのテレビドラマの主題歌である

《挿入歌》
「上を向いて歩こう」
 作詞 - 永六輔 / 作曲 - 中村八大 / 歌 - 坂本九
 「朝ごはんの歌」
作詞 - 宮崎吾朗・谷山浩子 / 作曲 - 谷山浩子 / 編曲 - 武部聡志 / 歌 - 手嶌葵
 「初恋の頃」
作詞 - 宮崎吾朗・谷山浩子 / 作曲 - 谷山浩子 / 編曲 - 武部聡志 / 歌 - 手嶌葵
 「紺色のうねりが」
原案 - 宮沢賢治 / 作詞 - 宮崎駿・宮崎吾朗 / 作曲 - 谷山浩子 / 編曲 - 武部聡志 / 歌 - 手嶌葵


《『コクリコ坂から』関連動画》


《関連ニュースまとめ》

スタジオジブリ「コクリコ坂から」の映画試写会に市民600人を招待/横浜
横浜の港町を舞台にしたスタジオジブリの新作映画「コクリコ坂から2 件」が7月16日から公開されるのを前に、市内で開かれる2回の試写会で、計300組600人の横浜市民の招待枠が設けられた。
》全文

“映画が人々の支えになれば”宮崎駿が主題歌発表会見で涙
宮崎駿監督は、「誰が悪いかと言う前に、敬虔な気持ちで向き合わなければならない。水を買いだめするなどの人民の愚かさも、マスコミには糾弾して欲しい」と強く訴えながらも、「この現代で、ヒロイン・海の願い、そして俊の生きていこうという姿勢を伝えたい。この映画が多くの人たちの支えになれば」と涙を見せた。 》全文

7月の金曜ロードショーは3週連続でジブリ作品、「海がきこえる」も放送へ。
先陣を切るのは7月1日の「もののけ姫」(1997年)。以降、8日には「魔女の宅急便」(1989年)、15日には19時からのスペシャル版として、ほかの作品に比べ放送されること自体が極めて珍しい「海がきこえる」(1993年)と、宮崎吾朗監督の「ゲド戦記」(2006年)がラインアップされている。そして、翌16日に「コクリコ坂から」が劇場公開という流れだ。 》全文

ジブリ最新作『コクリコ坂から』会見 節電のためにマイクを使用せず
地震以前からこの日に行われる予定だった会見は、節電のためにマイクを使用せず、また出席者の希望により会見中の写真撮影は一切NGという緊迫した雰囲気の中行われた。宮崎駿も「今日、会見を開くことがいいのかどうか迷ったが、あえてやろうと思った」と複雑な胸中のようだ。 》全文

《コメント》
待望のジブリ作品なので、映画館で見に行こうと思う。『ゲド戦記』はいまいちだったけど、今度はどうかな。あまり期待はしないでおこう。汗
手嶌葵が歌う主題歌(ほか挿入歌)にも注目だけど、坂本九の「上を向いて歩こう」がジブリワールドにどう溶け合うのかも注目だね。

レビューは鑑賞したらアップします。それまでお待ちを。

2011年7月1日金曜日

日本は学歴注視型実力社会!!

「日本は学歴社会なのだろうか?」
この疑問は誰もが持っているでしょう。
しかし、就活生はこんなこと考えるのは今すぐやめましょう。時間の無駄です。今さら考えたって遅いのだから。

今回はそれでも、気になるという人の為に解説します。
学歴社会というのは、学歴によって、職業選択や給与体系などが左右される社会のことです。
バブル崩壊以降、能力主義・実力主義が盛んに叫ばれるようになって、この学歴社会という言葉も疎んじられるようになりました。

しかし、企業が完全に学歴を見なくなるということはあり得ないでしょう。なぜなら、一流大学に入学できた者は「頭の良さ」「努力」「集中力」「本番での強さ」など、何か秀でたものを持っている可能性が高いからです。

これらの資質は仕事をする上でも重要で、一流大学にはその資質を持った学生がいる確立が高いわけだから、当然、企業も学歴を重視する必要が出てきます。
ここで間違ってはいけないのが、企業は一流大学の学生を採用したのではなく、能力のある人間を採用したいということです。大学がどこだろうと優秀な人材であれば採用されます。

それを見抜く為に、企業も書類審査だけでなく面接など様々な選考を行っているのです。そう考えると、学歴なんて関係ないですよね。企業が学歴を重視する理由の殆どは先に説明したように、単に確立の問題なのです。

ちなみに、アメリカでは学歴がない人間がホワイトカラーとして成功することは殆どありません。MBA取得者は出身大学のランキングで就職先が決まります。中国や韓国は知っての通りもっと顕著な学歴社会です。ドイツでは12歳でその後の進路が決定すると言われています。
世界的に見れば、日本は全然学歴にこだわっていない国なのです。
エン・ジャパン株式会社 会長の越智さんはこの日本の社会を次のように表現しています。

「学歴注視型実力社会」

学歴を注視はしているが、最終的には実力社会なんだということですね。まさに、その通りだと思います。

ここまで読んだ就活生の皆さん、今さら学歴なんて気にしても、もう遅いのでやめましょう。
そして、臆せず恐れず、自分の行きたいと思った会社に自信を持ってチャレンジしてください。実力さえあれば、チャンスはたくさん転がっている。それが今の日本なのですから。

2011年6月20日月曜日

自己分析はエピソード探し!?

前記事「自己分析は必要ない!?」では、さんざん就活の自己分析は必要ないと述べてきましたね。
それでも、かといって何もしないのも不安という人がいると思います。だからあえて、僕のやっていた就活においての「自己分析のようなもの」をご紹介します。

それが、タイトルにも書いた「エピソード探し」です。
これは、ESを書く上でも重要な作業ですし、面接で自分の言っている事に説得力を持たせる意味で非常に重要です。


何でこれが自己分析になるかというと・・・
エピソード探しというのは自分の過去を振り返ることですね。自己分析も要は自分の過去を振り返ることなんです。
「過去の出来事に対し、自分がどういう感情をもちどういう行動をとってきたか。それを振り返ることで今の自分はどういう人間でこれからどんなことをしていきたいのか。」これを考えるのが自己分析。
そう考えると、「エピソード探し」って自己分析みたいなものですよね。「自己分析」なんてしようとするから、よくわからないんです。これを読んでいる皆さんはぜひ「自己分析」ではなく「エピソード探し」に取り組んでください。


では、具体的に「エピソード探し」の方法を説明します。
まず、自分がアピールしたい強みを決めます。(何でもいいです。どうせ、最終的には行きたい企業の人材像に合わせるわけですから、何個も強みを用意しとけばいいんです。)

例)強み:「向上心が高い」

強みが決まったら、いよいよエピソード探し。これを裏付けられるようなエピソードを探します。(多ければ多いほど、説得力が増す上に、他の強みの裏付けにも利用できます。)

例)  ・高校時代のソフトテニス部で毎朝、自主練を行い、インターハイにも出場した。
    ・アルバイトで上司に「そこまでやらなくても大丈夫なのに」とよく言われるくらい、
     業務向上の為に貢献した。
    ・学校の授業だけでは英語の勉強が足りないと思い、週1で英会話教室にも通っていた。
    ・etc..


これはあくまで例なのでざっくり書いていますが実際にはもっと具体的にだいたい100字~150字くらいで書けると、使い勝手がいいです。
以上が「エピソード探し」です。簡単でしょう?しかも、実はこれはそのまま自己PRにもなっているんです
さらに、今の作業の逆を行うと、同じエピソードでも少しいじるだけで、違った強みを導き出すことができます。

ソフトテニスの経験⇒チームワークを大切にできます。
ソフトテニスの経験⇒勝ち負けがはっきりする世界⇒成果が数字で表れる営業のような仕事が向いている。
ソフトテニスの経験⇒キャプテンとしてチームをまとめた⇒リーダーシップ
ソフトテニスの経験⇒即座の判断の連続⇒判断力、決断力。
ソフトテニスの経験⇒友だち以外の多くの人と交流⇒社交性

などなど、いくらでも作れます。だから、エピソードさえ見つかれば、企業に合わせてアピールする強みを変えていけばいいのです。

「ちょっと待って!そんなことしてたら本当の自分がわからなくなる!」って思った人。
それは少し違います。上のソフトテニスの経験は実は、僕自身のものなのですが、導かれた結論に嘘はありません(プロセスに若干の脚色はありますが)。どれも本当の自分です
強みなんて一つではありません。たくさんある中から、企業が求めている人材像に合わせて取捨選択すればいいのです。

自己分析は必要ない!?

「自己分析って何すればいいの?」
就活生にとっての最初の難関であり、そして最後まで実際のところ何だったのか、よくわからないのがこの「自己分析」ではないでしょうか。
何だかよくわからないのに、多くの人が必要だと言い、参考書にもその方法がたくさん載っています。そして多くの就活生がよくわからないまま「自己分析」なるものをやり始め、失敗していくのです。
では、なぜ「自己分析」で失敗してしまうのでしょうか?


それは簡単です。多くの人が人生においての「自己分析」就活においての「自己分析」をごっちゃにしてしまっているからです。
前者は「自分とは何者か」「何のために生まれてきて、何を成すべきか」「自分にとって何が幸せか」といった根本的なものです。
後者は「自分はどんな仕事をしたいのか」「何が自分にとってのやりがいか」といったところでしょうか。
就活生がすべきはきっと後者なのでしょう。前者は20代前半の我々が半年そこらで考えて答えが見つかるようなものではないです。当然とても大事ですが、それはこれからの人生をかけてじっくり行ってください。

そして、ここではっきりさせておきますが、後者の「自己分析」特別必要ありません


もちろん、どんな仕事がしたいか考えなければ、志望企業は決まりませんが、様々な業界・業種を研究すれば自ずと見つかるものです。なぜなら、研究している最中にも自然と頭の中に「どんな仕事が向いているのかな?」といった意識が働いているからです。特別に「自己分析」という形で時間を使う暇があれば、より多くの業界などを研究する事をお勧めします。

就活参考書によっては就活のフローで自己分析業界研究という流れで説明している本がありますが、あれは大きな間違いです。普通に考えれば分かるはずです。業界や仕事について知識が全然無いのに、自己分析をしてやりたい仕事が見つかると思いますか?
では、なぜあのような順序で書いてあるかと言うと、著者が自分の視点から書いてしまっているからです。著者は社会のことをよくわかっているわけですから、やりたい仕事を見つけたかったら、自己分析をしろ!という当たり前の発想に至るわけです。しかし、学生というのは著者の思っている以上に、無知ですよね。それは僕が保証しますww
(話がそれるので、ここでは省きますが、学生と求人側とのミスマッチの原因はここにあると思います。学生が知っている仕事の中で自己分析をして志望企業を決めてしまうから、大手のBtoC企業に人気が集中してしまうのです。この話はまたいずれ。)

かといって何もしないのも不安という人がいると思います。だからあえて、僕のやっていた就活においての「自己分析のようなもの」をご紹介します。

⇒続きは『自己分析はエピソード探し!?』

2011年6月18日土曜日

『借りぐらしのアリエッティ』

≪あらすじ≫
ぼくは、あの年の夏、母の育った古い屋敷で一週間だけ過ごした。そこでぼくは、母の言っていた小人の少女に出会った―人間に見られてはいけない。それが床下の小人たちの掟だった。

とある郊外に荒れた庭のある広大な古い屋敷があった。その床下で、もうすぐ14歳になる小人の少女・アリエッティは、父ポッドと母ホミリーと3人でひっそりと静かに暮らしていた。アリエッティの一家は、屋敷の床上に住むふたりの老婦人、女主人の貞子とお手伝いのハルに気づかれないように、少しずつ、石けんやクッキーやお砂糖、電気やガスなど、自分たちの暮らしに必要なモノを、必要な分だけ借りて来て暮らしていた。借りぐらしの小人たち。そんなある夏の日、その屋敷に、
病気療養のために12歳の少年・翔がやって来た。人間に見られてはいけない。見られたからには、引っ越さないといけない。それが床下の小人たちの掟だったが、アリエッティは翔に姿を見られてしまう。
「おまえは、家族を危険にさらしているんだぞ」
アリエッティは、父に反発する。
「人間がみんなそんなに危険だとは思わないわ」
アリエッティは、生来の好奇心と向こう見ずな性格も手伝って、次第に翔に近づいて行く。アリエッティの家族に大きな事件が迫っていた。人間と小人、どちらが滅びゆく種族なのか!?
Amazonより) ≫予告編

≪監督≫ 米林宏昌
≪脚本≫ 宮崎駿
≪製作≫ 星野康二
≪キャスト≫
アリエッティ - 志田未来
ホミリー(母) - 大竹しのぶ
ポッド(父) - 三浦友和
スピラー - 藤原竜也
翔 - 神木隆之介
牧貞子 - 竹下景子
ハル - 樹木希林

≪MY評価≫
満足度  :★★★☆☆
オススメ度:★★★★☆

感動 :★★★★☆
スリル:★★★★☆
笑い :★★☆☆☆
後味 :★★★★☆
選曲 :★★★★☆

≪こんな人におススメ≫
・ジブリファン。
・小人や妖精の存在を信じている(信じていた)人。
・他人から借りてばっかの人w